日本のプロ山岳スキーガイドが教える、雪国でサングラスが必要な3つの理由
雪のあるところで暮らしていると、絶対に手放せないアイテムがサングラスである。
特に3月に入り晴れた時には必ず必要だ。なぜサングラスが必需品なのか説明しよう。
1.晴れの雪山は、晴れたビーチよりも眩しい。
想像してほしい。真っ白なビーチは眩しいが、雪はそれよりも白い。上からと下からものすごい光量が目に飛び込んでくる。春の雪山はサングラスなしだと目を閉じていても眩しいのだ。
2.雪目になる
肌が日焼けするように、目も日焼けする。しかも目の日焼けの場合はタチが悪く、涙が止まらなくなり、目を開けていても閉じていても痛い。日常生活に支障が出てしまうので、雪目を防ぐにはサングラスを必ずしなければならない。
3.将来白内障になる
眩しい中長時間いると、将来白内障になり失明するリスクが高まる。雪国のおじいちゃんおばあちゃんで白内障手術を受ける人が多いのは、若い頃にサングラスなしで雪山で生活していたからだ。
サングラスは都会ではファッションだが、雪国では身を守るアイテムである。UVカットがしっかりと効いたいいものであればすごくいいが、普通のサングラスでも十分目を守ってくれるので雪国へ行く際はサングラスを持っていくようにしよう。